育児休業給付金ふたりめの計算方法。育休手当を復帰ありと無しで比較

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引き続き育児休業給付金について悩んでます。

2人目を授かり、育児休業給付金を受け取ると

時短で復帰した分、給付金が少なくなるやないかーいヽ(`Д´)ノ

というのは前回計算してみましたが・・・

じゃあ逆に減らさない方法ってあるんだろうかと考えてみました。

目次

プランA:復帰しないまま、続けて2人目妊娠

時短勤務復帰による減給を避ける

時短分の給与を、次回の育休手当の計算にいれないための方法です。

 

育児休業給付金の計算は

  • 2年前まで遡れる
  • 第1子の育休期間は免除

されます。

 

1人目の育休手当計算は2年前までの賃金日額で計算です。

育休中に続けて妊娠したら、1人目妊娠前の給与を元に2人目も育休手当が支給される

のです。

 

 

例えば・・・

育休中に二人目妊娠出産したときの計算方法

1人目妊娠時:2015年8月出産の場合

※2013年11月~2015年6月のうち12ヶ月働いてるので育休手当の受給OK

↓(育休中に妊娠)
2人目妊娠時:2017年8月出産の場合

※2015年11月~2017年6月のうち12ヶ月働いているか?

※その期間育休を取っている場合は、さらに最大2年までさかのぼってOK

※2013年11月~2017年6月のうち、12ヶ月働いているので育休手当の受給OK

 

こんなところでしょうか。

このように、2人続けて育休を取得すると計算対象となるのは、1人目産休前のフルタイム給与になります。

時短復帰してしまうと、時短復帰した給与が計算対象になってしまうので1人目育休よりも2人目育休のほうが手当が少なくなるのです。

 

細かい計算はプロに再確認してくださいね。

素人のざっくり計算なので!

続けて育休をとるには2人目妊娠のリミットがある

と、なると育休中にタイミングよく妊娠したいですよね。

わー、こんなふうに妊娠に期限作りたくないなー

でもしょうがないか。

年子もしくは2学年差なら復帰せずに続けてお休みをとっても、
フルタイム時代の給料を元に育児休業給付金が受給できそうです。

ただ、このシミュレーションだと
1人目の給付金支給終了から2人目の妊娠まで丸1年間無給になりますね。

※2017年10月以降、最長2年の育休がとれるようになりましたね!

 

それはそれで辛そう・・・
もしこのまま子どもができなかったら・・・とか
考えちゃいますよね。

 

連続育休を考える人におすすめの関連記事

プランB:計算に含まれない程度に働く

復帰とみなされない程度に仕事復帰

育児休業給付金の計算対象になるのは月に11日以上就業した場合のみ。

ということは、逆に10日未満なら計算対象外なのでは?

時短じゃなくて勤務日数を減らしてもらう。

10日以内で働けば、2人目育休時には

1人目育休前の給与を計算対象にしてもらえますよね。

まぁこれは、会社が良い返事をすればの話ですけどね。

いろいろと現実的ではないプチ復帰

10日以内・・・週に2~3日かぁ~

子持ちの働き方としてはベストですけどねー

どうなんだろ。

 

この働き方のデメリットは期限内に妊娠できなかった場合のこと。

この中途半端な働き方での子どもの預け先問題。

 

期限内に子宝に恵まれず、期限後に子どもができた場合・・・

計算対象の11日以上12ヶ月間が達成できずに給付金そのものが支給されないという危険な事態が発生します。

こりゃー大変だ。

 

プチ復帰するよりは、続けて2人目の妊娠出産のほうが低リスクでしょうね。

 

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プランC:思い切ってフルタイム復帰

働き方によってはフルタイムが便利

フルタイム復帰ならいつ2人目が妊娠しても、育児休業給付金は1人目の時と同額もらえます。

下手に時短復帰すれば給付金は下がるし、育休延長しすぎると妊娠のタイミングによっては給付金の支給対象外になる恐れも(^_^;)

 

フルタイム復帰の場合は、そんなデメリットをすべて吹き飛ばしてくれます。

ただし、職業や仕事内容によるのですべての人に有効とは言い難いですね・・・

 

身内に産後フルタイム復帰をした者がいます。

彼女の場合は、1人部署で時短をとっても仕事量が変わらないからフルタイムにしたのです。

時短で給与は減給なのに、ノルマは据え置きという条件でした。

だったらフルで働かなきゃ損だわ!ということで決断したのです。

 

みんなそれぞれ働き方が違うので、ベストとは言えませんがお金のことを考えるとフルタイムは一番良いですね。

フルタイム復帰のデメリットは子どもの負担

フルタイム復帰になると、どうしても預ける時間が長くなってしまいます。

寂しい思いをさせてしまうという精神面の心配もありますが、

慣れない場所に長時間預けることで体調を崩しやすくなるのも事実なのです。

 

さらに遅い時間まで預けることで、

帰宅後に通院できる病院が無いというリスク

もあります。

帰宅後に「念のために通院」できる時間帯にお迎えに行こうと思うと、時短勤務の方が良い気もします。

なかなか難しいところですね(^_^;)

 

法改正による追記

2017年3月に雇用保険法が改正されて育休が2年に延長決定ですね。

細かく言うと、育休1年だけど待機児童になったら最大2年まで給付金出ますという内容です。

 

これにより、育休中に妊娠した場合も空白の期間無く、次の産休育休に入ることができます。(期限付きですが)

10月から見直しと報じられているので、8月5日出産分から適用ということであってるかな?

育休期間の計算

その場合のシミュレーションはこちらです。

  • 産休開始・・・2017年06月25日
  • 出産・・・・・2017年08月05日
  • 産休終了・・・2017年09月30日
  • 育休開始・・・2017年10月01日
  • 育休終了・・・2018年08月04日
  • 育休延長・・・2018年08月05日
  • 育休終了・・・2019年08月04日

 

ってことでいいのかしら?

 

この育休期間中(2017年10月~2019年8月4日)までに2人目の妊娠出産があったらどうなるのかということですよね?

例えば出産予定日が9月だったら産休がその前からとれるので、育休終了後直後から産休に入る可能性が出てきますね。

 

切れ目なく乗り継いだと仮定すると・・・

  • 1人目育休終了・・・2019年08月04日
  • 2人目産休開始・・・2019年08月05日
  • 2人目出産・・・・・2019年09月15日
  • 2人目産休終了・・・2019年11月10日
  • 2人目育休開始・・・2019年11月11日
  • 2人目育休終了・・・2020年09月14日
  • 2人目育休延長・・・2020年09月15日
  • 2人目育休終了・・・2021年09月14日

と、こんな感じになりますね。1人目の休業から4年半の離職です。

 

完全に浦島太郎ですね。

 

育児休業給付金の計算は

  • 賃金半年の平均日額
  • 遡れるのは育休期間込みで最大4年

という条件になっています。

 

2人目までは遡って計算してもらえますが3人目は完全にアウトですね。

 

余裕で4年超えてます。

こんなシミュレーションどおりに妊娠出産をする人はいないと思いますが、育休期間中に2人目妊娠する方はいると思います。

 

育休が最大2年に伸びたので、2人目欲しいけど仕事復帰の時期をどうしようかと

もやもやしている方にとっては選択肢の幅が広がって良いことじゃないのかなぁと思いました。

それでも4年以上の離職は、正直職場に戻るのは不安でいっぱいです。

 

定年まで働きたい職場に巡り会えているのであれば、

時短でもいいので復職すると自分の心の安心にもつながるので良いかもしれませんね。

 

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チビヒメとのヒビを運営しているトモコ@チビヒメママです。
32歳で初マタになったことをきっかけに「妊婦な日々」としてこのブログをはじめました。
本当はマタ期だけ記録したら、産後は育児に専念しようかと思っていましたが
思いの外、ブログにはまってしまい、ブログ名を改題してまで、続けております・・・

日記、というよりは子育てで疑問に思って調べたことや発見したことなど
ちょっとお役に立てそうな内容のものを発信していけたらと思います。
名古屋在住なので、名古屋のローカル子育て情報もたまーに混ぜていきます。

元気いっぱいのムスメに振り回される生活を楽しみつつ
気ままにブログも更新できたらと思います❤
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