
家menという男性向けの家事情報サイトがあります。
そちらに「窓拭きをするパパの幸福度が高いという調査結果」が出ていたので興味深くてじっくり読んでしまいました。
→ 【調査記事】家族を持つ男性は、「窓ふき」をすると幸福になる!?
実は、うちの夫も大の「窓拭き好き」。
できれば風呂掃除とかトイレ掃除とかの水回りの掃除を手伝ってほしいのですが、他を差し置いても窓を拭きたがります。
なんでかな~と思っていたのですが、調査結果を読んでなんとなく理解できました。
キレイにすることには2種類あった
原状復帰をするための家事
パパが手伝う家事のトップ3が「ゴミ出し」「食器洗い」「風呂掃除」だったのですが、これらはすべてマイナスからゼロへの原状復帰家事に分類されます。
他にも、掃除機をかけたり洗濯物を洗って干してたたむ、などもマイナスからの原状復帰家事ですね。
基本的にルーチンでおこなわれる家事で、放置すると生活が滞るものが多いです。
うちの夫はゴミ出しだけ手伝ってくれますが、あまり楽しくなさそうです。完全にルーチン状態。
今より快適にするための家事
一方、生活をゼロからプラスにする家事があります。
それは季節ごとに小物を変えたり、絵を飾ったりインテリアを整えるような家事です。
雛人形を出したり、クリスマスツリーを飾るときってテンションあがりますよね。
これらはゼロからプラスをつくる家事なのです。
窓拭きは一石二鳥の家事
家menの調査結果で窓拭きが幸福度の一位だったのは、窓拭きが「マイナスからゼロにした上でさらにプラスの効果ももたらす」家事だからだと解説されていました。
窓の汚れを落とした上で、採光がよくなり生活が快適になるからだそうです。
なるほどね~
夫も自ら窓掃除をしては、キレイになった窓をながめてコーヒーを飲んでいるときが一番幸せそうです。
でもこれって、窓拭きに限らず掃除はみんな同じ側面がありません?
- 風呂掃除・・・お風呂がキレイになって入浴の質がUP
- トイレ掃除・・・トイレがキレイになって快適に過ごせる
- リビング掃除・・・リビングがキレイになって・・・
みたいな?
基本的には掃除をすると幸福度が増すって意味なのかな?と私は解釈しました。
それで風呂掃除の幸福度が窓掃除よりやや低いのは、窓掃除のほうが楽だからじゃないですかね?
疲れずに掃除ができて、効果が感じやすいものの1位が「窓掃除」なんじゃないでしょうか?
窓拭きより風呂掃除のほうが絶対に疲れますもんね。
毎日の家事がつらいのは原状復帰優先だから
原状復帰は大切だけどそれだけでは辛い
家事の9割を担う私。
家事もルーチン化というか義務化していて楽しくはありません。
言葉を借りるなら、まさに原状復帰家事だからだと思います。
手を休められない=義務感
ただ、ここに少しだけ楽しみを持てると変わってきますね。
例えばトイレ掃除の後に、お気に入りの芳香剤を設置するとか。
チビヒメが喜びそうなお風呂ポスターを貼るために風呂掃除をするとか。
掃除+アルファの楽しみがあると、掃除に対してのやる気も増しますね。
たまには花を飾るゆとりも大切かも
花のある生活っていいですよね。
独身時代はフラワーアレンジメントなんてお金がいくらあっても足りないような習い事に通いつめてました(^_^;)
育児をするようになってスーパーでにんじんやじゃがいもの値段を見た後に、花屋に行くとお花が買えなくなりました。
花を買うなら、野菜の質をあげたいな・・・なんて思うようになったのです。
でも、家事の幸福度をあげるには花を飾るくらいの心のゆとりも必要だなと感じました。
出産後、夫が小さなフラワーアレンジメントを買ってきてくれたことがあります。
やっぱり嬉しかったです。
毎日豪華なアレンジメントに囲まれて無くてもいいのです。
こういうささやかなゆとりを持てるかどうかが生活の質を左右するのですね。
自主的に家事を手伝ってくれるのは嬉しい
いろいろ思うことはありますが、たとえ窓掃除だけでも自分から「やりたい!」といって家事に取り組んでくれるのはありがたいです。
それぞれの家庭のことって上も下も見だすとキリがないです。
家事のほとんどをこなしてしまう凄いパパもいれば、一切手を出さない人もいます。
私も「もっとやってほしいなぁ」と思う反面、休みの日でもスキマ時間に仕事の勉強時間をしている姿を見ると応援したい気持ちが高まります。
休みの日に家事なんかさせないで、もっと勉強時間を作ってあげたいなぁと「支える妻モード」にスイッチが入ったりもします。
家庭によって最適なバランスがあって良いんだと思います。
我が家は今ちょうど良いバランスなのかもしれません。
最後に言うのもなんですが「窓拭き=幸せ」では無いなとやっぱり思いました。
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