
タブレット教材「RISU算数(リス算数)」って知ってますか?
中学受験を考えている小学生におすすめの算数専用タブレット教材です。
この幼児向けコース「RISUきっず」を一週間試してみました。
RISUきっずの対象は、年中後半からなので、年少児のチビヒメには先取り気味です。
どこまでできるのかな?と不安ながら試してみたのですが、
タブレット学習そのものが楽しいようで、毎日ご機嫌で取り組んでくれてます。
この記事の目次
RISU算数・RISUきっずってこんな教材
特徴1:無学年制の先取り学習向きなシステム
通信教育だと、「◯歳○月号分」というように年齢や学年別に一律の教材を届くものが多いです。
RISUきっずは「無学年制」タイプ。公文と同じですね。できるならどんどん進める。
↑の幼児向けコース「RISUきっず」のステージをすべてクリアしてしまえば、自動的に小学1年生のコースに進級します。
ちょっと見にくいけど、キッズモードの隣に「小1~小3コース」「小4~小6コース」というタブが並んでます。
ゆっくり進めて月齢通りに取り組むこともできるし、どんどん先取りすることもできちゃうタイプの教材です。
ちなみに今はRISUきっずのコースにいるので、「キッズモード」以外のタブは選べません(内容も見れません)
特徴2:タブレット代金がかからない&返却不要

専用ケースに入ったタブレット
タブレット教材は、初回にタブレット代がかかったり、解約後に返却しなくてはいけないものもあります。
RISUきっず・RISU算数のタブレットは、別料金無しで始めることができます。
そのうえ、退会後も返却不要。過去の問題を解くために引き続き使い続けることができます。

タッチペンや充電ケーブルなど一式そろってます
タブレット系教材だと、解約後に問題ができなくなったりするから、紙のテキストのように手元に残らないのが寂しいなと思ってました。
こんなふうにタブレット+契約済みの問題は継続して使えるというのは、なかなか良いですね。
特徴3:算数検定の受験料全額助成
算数検定の受験料助成制度があります。
条件はちょっと細かいですが、外部の検定を導入しているということ自体に好感を感じました。
塾とか通信教育のオリジナル検定のものではなくて、一般の誰でも受検できる検定です。
ただただ、先取りを続けるだけではなくて、目標にするひとつのモノサシとして良いなと思いました。
RISUきっずの口コミ・評判は?
始めるにあたって、実際に使っている人がどんな感想を言っているか調べてみました。
fa-smile-o簡単すぎて飽きるということがない
先取り学習のシステムなので、できる子なら上限なくどんどん進められます。
他の教材だと、簡単すぎて飽きちゃうけど「RISUきっず」なら先取りできて子どもが飽きない!
という口コミを見かけました。
たしかに・・・。月に1回届く教材だと、最初の1週間で終わっちゃうと手持ち無沙汰になりますねぇ。
勉強の習慣をつけるなら、終わり無くやり続けられるというのは、とっても重要です!
fa-smile-oうるさくない、シンプルなシステムが良い
子ども向けというだけで、効果音やBGMが過剰になってる知育アプリは多いです。
RISUきっずは、効果音もシンプルで耳障りなBGMも入ってません。
とにかくシンプルな作りなんです。
ゲーム機みたいにうるさいタブレット教材が嫌だなぁ~と思っているパパママには
このRISUきっずのシンプルなシステムの印象が良かったです。
fa-smile-o専用タブレットだから他のことに使わなくて安心
チビヒメもそうですが、今の未就学児は普通に「You Tube」を見る習慣があるんですね。
普通のタブレットに知育アプリを入れたものだと
子ども自身が操作を覚えて、You Tubeを見たりゲームで遊んでしまうことがあるそうです。
RISUきっずのタブレットは専用タブレットで、学習以外に使うことができない仕様になってます。
だから、安心して操作させる!という口コミを見かけました。
fa-frown-o年払いしかできない
RISUきっずの会費は2,480円 / 月
ただし、月契約はできないので、年払いになります。
年額一括12ヶ月分29,760円
他の通信教育だと、途中解約だと月割で返金がありますが、RISUの場合はナシ。
その代わり、解約後はタブレットの返却不要です。
ちょっと試してみたいという人には、お試し価格で1週間1,980円で使えるサービスがあります。
この場合は、契約しなければタブレットも返却になります。
無料お試しや、一年以内の短期利用ができないのを、いまいちだなぁという感想はよく見かけました。
fa-smile-oプレゼントがいまいち
RISUきっずの勉強を進めるとポイントがもらえます。
そのポイントで引き換えることのできるプレゼントが、しょぼいという口コミを見かけました(^_^;)
たぶん、そんなに重要視してるポイントではないと思いますが・・・
いままでうちが使っていた教材で、
ポイントで景品がもらえるサービスというものがほとんどありませんでした。
他のサービスだと景品が豪華なのかな・・・?
また比較できる教材があれば、比較してみます。
開始時期の目安は数が読めるようになってきた頃

くもんの夏ドリルのおけいこボードが活躍中
RISUきっずの対象は「年中後半から」とのことで、年少4歳児には先取り気味の受講になります。
「かず」に対しての習得レベルは、「ポピー年少コース」をやっている感じだと年齢相応。
具体的な学習レベルはこんな感じです。
- ひらがなの読み:少しできる
- 数字の読み:1~10までは読める
- 数字の理解:1~10まではわかる
- 数字を数える:1~15くらいまでは数えられる
- 3まではパット見で答えられる
- 4以上は1つずつ数えないとわからない
実際に試してみたら、
やっぱりちょっと苦労する部分もあったので、
まずは苦労した部分を紹介します。
先取り学習(タブレット学習)で苦労した点
タブレット操作にクセがある
タブレットに慣れるのに苦労しました。
例えば「問題よみあげ機能」
右上の「吹き出しマーク」を押した後に、もう一度三角の再生ボタンを幼いと再生されません。
音声を再生させるまでに2個のボタンを押さなきゃいけない。
これが4歳児にはすぐに理解できませんでした(4日目くらいで慣れました)
それから、タブレットペンが慣れないですね。
数を数えるときに↓のように書き込みながらかぞえています。
このペンの操作中に、手の甲が画面の他の部分に触れたりすると、急に変な直線が入っちゃいます。
だから、手の甲を浮かした状態で字を書くクセをつけないといけない模様。
習字を習い始めたチビヒメには、混乱する書き方のようです。
問題が進んで数えるものが小さくなると、もっと書きづらくなります。
↓くらいの数になった時点で、数えるのはチビヒメ、書くのは私という共同作業で落ち着きました。
↑バナナが細すぎて、書き込みがすごく大変でした(^_^;)
鉛筆+紙の問題なら、子ども自身でもできるのになぁ~
と、タブレットのデメリットを感じた問題でもありました。
バナナが拡大できたらいいのかもしれません。
ひらがなが読めなくて苦戦
ひらがなが読めなくても安心という謳い文句の「音声読み上げ機能」ですが、先取りゆえの苦戦が。
音声を読み上げてくれるのは、あくまでも問題のみ。
↓の場合「読み方に合う数を入れましょう」という文章だけが読み上げられます。
それでですね。具体的な問題の、「1)しち(なな)」←これは読み上げなし。
なな、はち、きゅう・・・くらいまでは一生懸命読んでましたが
じゅう(濁音の文字)になると、「よめな~い」と言ってました。
こういう問題も親の補助が必要です。
1画面に複数の問題があるのに慣れない
今まで取り組んできた紙のワーク系(学研・くもん・ポピーなど)は基本的に1ページ1問です。
1見開き1問といったほうがいいでしょうか?
こんなふうに、ひとつの画面に3つの問題が並んでいることに慣れるのに苦労しました。
↓たとえば、1番は青い「1」の数のりんごを選びます。
なぜかチビヒメは、赤い「2」をみて、りんごは2個!と選んでました。
問題が越境してます。
他にも、この並びだと、1問と3問だけ解いて、2問の存在に気づかずに「答え合わせ」ボタンを押してしまうことも・・・
100点満点という文字を見ることに達成感を感じているので
全部解いたはずなのに100点が出ないときの落胆ぶりは可哀相になりますね。
タブレット学習の苦労は親の補助でカバー
と、基本的にRISUの問題の内容うんぬんよりも、タブレット学習というものの難しさのようなものを感じました。
本人は念願のタブレットを触れて、とっても楽しそうにしてはいるんですけど、思うようにいかない歯がゆさを感じます。
ここまでの苦戦した部分は、基本的に親が補助しちゃえばカバーできます。
- タッチペンや操作が苦手なところは親がやる(ペンは2本入ってた)
- 文字が読めないところは親が読む
- 問題の見落としが無いかは一緒にチェックする
これだけのことです。
タブレットだけ与えて、子どもに一人でやらせたいという家庭には向いてないといえます。
そういう使い方をしたい場合は、お子さんが小学生以上になってからのほうがいいですね。

ポイントをためて景品に引き換えるサービスもあります
問題を解いてたまるポイントでプレゼントがもらえたり、ランダムでスペシャル問題に挑戦することもできます。
小学生が自習する時のやる気を引き出すには、すごく良さそうなサービスです。
自分で目標を決めてがんばれそうですよね。
RISUを1週間やってみてよかったこと
ざっくり1週間ほど試してみました。
1日10分。キッチンタイマーで、はかりながら取り組みました。
取り組み時間もざっくりです。やりかけの問題があれば10分超えてもキリのいいところまでやります。
初日は、問題のダウンロードとチュートリアルだけで終わってしまったので
実質5日程度の体験の感想です。
10の位の数字がわかるようになった
10以上の問題が続くようになり、10の位の数字が始めたときよりも、わかるようになりました。
具体的には、
- これまでのチビヒメ:じゅうよんは104だと思っていた
- RISU後のチビヒメ:じゅうよんは14と入力できる
と、「じゅう」と頭につく数字は「1」をつけるということを覚えたようです。
チューター動画がお勉強気分を盛り上げてくれる
問題が進むと、親向けに進み具合のアドバイスメールが届きます。
同時に、タブレットにはチューター動画という、大学生からのアドバイス動画が送られてきます。
幼児コースなので、黒板解説とかではなく、ただのビデオメッセージです。
それでも4歳児的には、保育園の先生以外の大人からの語りかけになんとなく緊張の様子。
自宅学習だとついダラダラしがちですが、チューター動画をはさむと
先生に習っているような「ビシッ」と感が出て背筋が伸びていたのが印象的でした。
繰り返す問題が出てくると得意気♡
まだ、RISUきっずの最初の方の問題しかできてませんが・・・
それでも、いくつか問題を解いていると、同じような問題がちらほら出てきます。
タブレット操作にも慣れ始めた頃に、そういう問題が出始めるので
問題を解くチビヒメが、もうめちゃくちゃ得意げ。「わたし、これ知ってる~」とドヤ顔です。
数学って、いくつもの問題パターンを頭に暗記してしまうのがテストで点数をとる秘訣だとか。
単純問題も紙だと飽きてしまいそうですが、タブレットなのでゲーム感覚で繰り返し取り組めるのは魅力です。
親子で取り組む学習スタイルなら4歳でもOK
タブレット学習といえども、未就学児の学習は親子でやるのが無難ですね(^_^;)
RISUきっずの問題は、単純な問題が多くシンプルでテンポ良く取り組めます。
ゴテゴテした効果音とか飾りもないので、問題に集中できますね。
早教育というか、先取り教育で取り組んでおきたいのは「英語」と「数学」だと教わりました。
この2つさえしっかりやっておけば、他の教科は暗記と応用でOKなんだそうですよ。
RISUきっずは、数が得意なお子さんならどんどん進めて小学校の算数の先取りもできちゃう教材です。
タブレットに触ることができるという特別感から「算数が好き」という意識付けにはバッチリ!
インターネットの閲覧やユーチューブの動画を見るような機能がついていないので、親の目盗んで触られても安心です。

問題を解く以外は、WIFIや音と明るさの設定程度しか触れない
RISUきっずは、残念ながら無料お試し体験というものがありません。
有料にはなりますが、1週間1980円で試せるキャンペーンをしています!
実際に触らせて反応見てみたいなぁ~という人にはキャンペーンの利用がおすすめです。
その後の取り組みの様子はこちら