
少し前まで、「RISUきっず」という算数に特化したタブレット教材を試していました。
その時の様子から、タブレット学習も悪くないな・・・と思うようになり
クリスマスプレゼントとして、Amazonのキッズタブレットを買ってみたり
英語特化のアプリ「楽天ABCマウス」も導入してみました。
今まで紙ベースの通信教育しかやってなかったチビヒメの変化と
様子を見ていて感じた親目線でのタブレット学習の影響をまとめてみました。
タブレット学習を始める前に不安だったこと
最初に思ったのは・・・
早すぎるんじゃない?
ということでした。
まだ4歳だし、もっと大きくなってからでもいいだろうなぁと。
でも、小学校でもプログラミング学習が始まるような時代に、古い考え方なのかも?
という気持ちもあり、迷うなら試そう!と思って取り入れてみることにしました。
結果的には、
4歳でも十分に使いこなして学習の成果は出ています。
一方でタブレットの刺激に慣れすぎて、紙教材への興味が薄くなってきたことはデメリットに感じてます。
他にも気になったことがいくつかあるので、紹介していきたいと思います。
紙教材とタブレット学習の違いとデメリット
fa-smile-o紙教材よりも食いつきがいい&fa-frown-o良すぎるのは逆にデメリット
チビヒメは、もともとドリル好きな性格で、市販のドリルも通信教育のドリルも大好き。
やりたい気持ちが強すぎて、時間制限をしないと・・・あっという間に1冊やってしまうタイプです。
ですが!その紙ベースの教材の、倍以上の食いつきを見せてくれます。
逆にデメリットになりますが、紙教材への興味が薄れました。
「まずはタブレット!」という習慣がついてしまいました。
併用する場合は、工夫が必要。
fa-smile-oタッチパネルで反応してくれるのでわかりやすい
すぐに正解か不正解かの反応があるのがタブレット教材。
その反応が新鮮だったのか、どんどん次の問題をやってみたい!とやる気が出てきます。
特に年少向けのドリルだと、「正解」「不正解」で答え合わせをするものが少ないので
正解音が出たり、正解したときの演出が新鮮なようです。
まだ、導入してませんが「プログラミング学習」のような分野も
やっぱり紙よりもタッチパネルですぐに反応があるほうが身につきやすいと思います。
fa-smile-o場所をとらないし繰り返し使える
通信教育や、市販のドリルも数が増えてくるとそれなりに場所をとります。
一度終えたものも、なんとなく捨てきれずに残してしまって保管に困ってます。
タブレットだったら、どれだけ取り組んで問題数が増えてもデータなので場所をとりません。
それから、同じ問題でも繰り返し取り組むことができます。
これが紙でやろうと思うと、マスターの用紙をコピーして使ったり
問題集のデータを毎回プリントアウトして使う手間がかかります。
タブレット学習なら、気軽に同じ問題をやり直せるのも便利です。
fa-smile-o親でフォローできない部分を補える
幼児の家庭学習の内容なら、親でも教えられるものが大半ですけど
なかには、親でも教えづらいものもありますよね。
我が家の場合だと、英語。
英語教材の「ABCマウス」の場合、ネイティブの発音を聞きながら取り組めます。
自然とリピートするチビヒメ。すごい。
一緒にみていて、フォローしたら私がヒアリングミスして「try again」と言われました(^_^;)
英語に限らず、家庭学習だと親の教え方次第で身につき方に差が出ます。
家庭学習で補えないパートは、幼児教室などの塾に頼るしかありません。
タブレットを使った学習が、紙教材と幼児教室の足りない部分をちょうど埋めてくれてる!と感じました。
fa-frown-oタッチの精度によっては紙より使いにくい
紙と鉛筆で書く場合にはおきない、イライラがあります。
タッチしたいと思った部分にうまく反応が出ないこともあります。
点つなぎ系の問題はイライラすることが多いです。
fa-frown-o学習専用タブレットを使わないとゲームをしてしまう
タブレット学習は
- 専用タブレットタイプ
- 市販のタブレットに学習アプリを入れる方法
があります。
あたりまえですが、専用タブレットの方が絶対に学習には適してます。
専用タブレットの場合、他の学習に使えないからもったいないかな?と思ってましたが
専用タブレットじゃないと、ゲームで遊んでしまいます。4歳でも!
なんにでも使えると思って買ったAmazonのキッズタブレットですが、ゲームもできてしまうので、ゲームしてしまうことが増えました。
学習のためだけに機能を制限された専用タブレットの方が、学習習慣を身につけるという意味では適してます。
タブレットでの算数先取りの効果その後
まだ未就学児なので、効果をテストなどではかることはできないのですが・・・
他の分野にくらべて「かず」は得意になったと感じてます。
園でもらってきたDMにのっていたワークをやらせてみました。
ポピーのDMで、年少から年長までの問題がバラバラに載っています。
年少のものはもちろんですが、年長の問題(↑)も説明なしにといていました。
逆に、ことばや文字の問題は、年少のものは答えられますが
年中・年長コースの問題は一人では取り組めない様子でした。
「かず」が得意なんだな~と、比較してもわかります。
今はRISUきっずをしていませんが、止めたあとでも「かず」は好きです。
「かず」を好きになる良いきっかけだったなと思います。
4歳でタブレット学習をはじめる場合のポイント
タブレットだけで学習を完結させない
タブレットの学習に加えて、他での学習も組み合わせる必要性は感じます。
例えば、RISUきっずの場合、特に先取り学習の要素があるので難易度的には難しめです。
大きな数を理解できず行き詰まる場面もありました。
そのたびに、実生活で数をかぞえる練習を繰り返しました。
そのおかげで現在ではついに100まで数えることができるようになりました!

くもんのお風呂用ポスターを活用しました
数をかぞえる習慣は「RISUきっず」がきっかけですが、日常生活でもかぞえる努力は必要にはなります。
タブレットだけ、ポイッと与えればOKというものではありません。
利用制限は遠隔管理ではなく物理的に管理する
Amazonのキッズタブレットは時間制限機能があります。
もちろんそれも使いますが、それとは別に物理的な管理もしています。
RISUきっず、Amazonキッズタブレットともに、普段は子どもの手の届かない場所で保管しています。
使いたい時は「今からタブレットをやりたい」と申告があってから使わせます。
まだ4歳なので、長時間使うこともありません。
1日15~30分程度の利用なら、できれば付き添って見てあげたいですし
申告後に使わせる場合でも、家事の合間に目をやって、姿勢を注意することもできます。
お試し利用で相性を確認してから始めると安心
タブレット学習って、紙の教材にくらべると導入に迷うところがありました。
タブレット学習自体が、あっているかどうかは
- 子どもとの相性
- 受け入れる親との相性
- 取り組む家庭環境との相性
の全部が合わないと、使い続けるのは難しいです。
紙の教材と違って、無料でのお試しができるものはありませんが
短期間だけ契約できるお試しサービスを利用して
相性をチェックしてから導入するかを決めるのがおすすめです。
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