そろそろ塾へ一人で通ってもらいたい。でも、電車で移動しているあいだ連絡が取れないのは、やっぱり心配……。
夏期講習にひとりで通う練習のお伴として、ずっと家のWi-Fiだけで使っていた娘のスマホに、親名義のpovo回線を入れてみました。
先に書いておくと、最初は位置情報がまったく取れなくて焦りました。原因はAPN設定を忘れていただけで、設定したあとはモバイル通信もFamily Linkの位置確認も使えています。
この記事では、実際にやった流れと、つまずいたところをまとめます。
塾へ一人で通う準備に、娘用スマホへpovoを入れました
娘は前から、初代Rakuten Handを自宅のWi-Fiにつないで使っていました。
Skypeが使えたころは、家から私に連絡する手段としても持たせていたのですが、Skypeは2025年5月5日で終了。それからは、ゲームとDuolingo、写真を見るくらいの端末になっていました。
通う塾には入退室の管理があるので、「着いた」「出た」は分かります。ただ、その前後の移動中はどうしようもありません。何かあったときに電話ができて、今どのあたりにいるかを確認できる手段が、別に欲しいと思いました。
新しく端末を買うほどではないし、手元のRakuten Handが使えるなら十分。そこで、私が持っていたpovo回線を娘の端末で使えるようにすることにしました。
親名義のpovo回線をRakuten Handで使えるようにした流れ
以下は今回うちがやった流れです。契約の種別、端末、SIMの種類によって画面や手順は変わります。
1. 私のスマホで使っていたpovo回線のeSIMを再発行
2. 娘のRakuten Handにpovoアプリを入れて、eSIMを有効化
(その後、娘端末からはpovoアプリをアンインストール)
3. 私のスマホから娘用の回線にログインして、トッピングを購入
端末は初代Rakuten Hand(P710)で、再発行したのはeSIMです。
子どものスマホにアプリが必須、というわけではありません
povo公式のFAQでは、保護者が子どもの回線を管理する場合、保護者のスマホにpovo2.0アプリを入れて、子どものアカウントでログインする方法が案内されています。子どものスマホにも入れる必要があるか、という質問への回答です。
娘の端末にアプリを入れたのは、eSIMを有効化するためにいれました。有効化のボタンは使用する端末で押すと書いてあったので。
eSIM有効化したら、アプリをアンインストールしても通話も通信もできます。
同じFAQには、アプリが複数アカウントの同時ログインに対応していないため、手続きしたいアカウントで都度ログインしてほしい、という案内もあります。親も自分のpovoを使っている場合は、切り替えが必要になります。
契約名義と利用者登録について
公式に書かれていることと、うちが個別に確認したことを分けます。
公式FAQに書かれていること:
・「通話+データ」プランは親権者名義で契約できるが、契約者と利用者が異なる場合は申込時に利用者情報を登録する
・登録できるのは家族の範囲内、データ専用プランでは登録できない
・加入後の名義変更は受け付けていない
うちが確認したこと:
・契約者は私で、娘の利用者情報は登録していない
・すでに契約している回線で流用したい
・自分の契約状況を伝えたうえでpovo公式の有人チャットで確認
回答は次の3点でした。
1. 利用者登録は任意で、必須ではない
2. 契約後に利用者を追加・変更することはできない
3. 現在のまま子どもに使わせて問題ない
ひとまずそのまま使っても大丈夫そうで安心しました。
ちなみに、13歳以上なら子ども本人の名義でも契約できる(未成年は親権者の同意と同席が必要)という案内もありますが、今使っている番号を名義変更はできないので、今後どうするかはまた考えないといけません。
位置情報が取れなかった原因は、APN設定の忘れでした
eSIMの有効化まで終わって、さあFamily Linkで位置を見てみよう……と思ったら、まったく取れません。
位置情報が取れず、通信まわりを確認しました。
原因は単純で、AndroidのAPN設定をしていなかっただけでした。
povo公式のFAQにも「AndroidはAPN設定が必要です」と書かれています(iPhoneはiOS 15以上なら不要)。端末がそもそもモバイル通信できていない状態だったので、位置情報が届くはずがなかった、ということです。
APNを設定したら、通信も位置確認もすんなり動きました。
位置が取れないとFamily Link側を疑いたくなりますが、その端末がインターネットにつながっているかを先に見たほうが早いです。Wi-Fiを切った状態でブラウザが開くかどうかを確かめれば、切り分けられます。
Family Linkと電話の両方を、通塾中の確認手段にしました
今の確認手段は3つです。
| 手段 | 分かること |
|---|---|
| 塾の入退室管理 | 塾に着いた/出た |
| Family Link | 端末の位置 |
| 電話 | 予定外のことが起きたときの連絡 |
Family Linkは便利ですが、いつでも必ず見られるものではありません。
Googleの公式ヘルプでは、位置情報を確認できる前提として、子どもの端末がモバイルデータプランに加入していること、現在地の共有が有効になっていることが挙げられています。位置が表示されない場合の理由としては、端末の電源が入っていない、インターネットにつながっていない、端末が最近使われていない、といった状態が説明されています。
分かるのは端末を通した位置です。これだけで足りるとは考えていないので、電話も残しています。
通話し放題は付けず、データも最小限で試しています
娘の回線でやりたいのは、位置確認に必要な通信と、最低限の電話です。外で動画を見たりゲームをしたりする想定はしていません。
なので通話し放題は付けていません。データも最小限で様子を見ています。
設定と初回の試用で実際に購入したのは、データ追加1GB(7日間)390円でした。
通塾がはじまってからの候補として考えているのは、【サブスク】データ追加0.5GB(税込600円/月)です。毎月自動でデータが追加されるトッピングです。位置確認ならこれで十分かな、と。
povo公式の子ども向けページには、用途別のおすすめトッピングが別に案内されています(データ追加3GB(30日間)990円など)。メッセージアプリとか使うようになるとこれくらい必要かもしれませんね。
実際にどれくらい使うかは、様子をみながら探っていこうとおもいます。
初めて一人で電車に乗った娘は、親の心配より平気そうでした
設定が終わって、いよいよ初めて一人で電車に乗って塾へ向かった日。
私は家でそわそわしていたのですが、帰ってきた娘に聞いたら、車内でお気に入りの本を読んでいたそうです。余裕でした。
娘によると、同じクラスや同学年には、電車やバスで一人で塾へ通っている子が多いとのこと。住んでいる場所も経路も違うので、そのまま比べられる話ではありませんが、本人にとっては特別なことではなかったようです。
このまま受験して合格すれば、一人で電車通学する可能性もあります。そう考えると、今のうちに慣れておくのは悪くないのかもしれません。
うれしい反面、ちょっと寂しくもあります。
残りの夏期講習で試して、一人通塾を続けるか決めます
一度うまくいっただけで「もう大丈夫」とは思っていません。
残りの夏期講習のあいだに、通信が切れないか、位置確認が使えるか、必要なときに連絡が取れるか、一人での移動そのものに無理がないかを見ていきます。問題がなさそうなら、このまま一人通塾を続けることを考えています。
povoは対応端末や契約の条件、手続きの手順が変わることがあります。同じように設定を試す前に、povo公式で最新の内容を確認してください。
この記事の公式情報は2026年8月19日に確認しています。


