チビヒメ、ついに来年小学生になります!!
ということで、ラン活イヤーがやってきました。
じっくり選んで、その経過もブログに書こうと思っていたのですが・・・
年々、ラン活時期が早くなる傾向らしく。
ランドセル決まりました~の段階で、ようやくブログが書けるようになりました。
とっても忙しかったです(^_^;)
ラン活で重視したランドセルを選んだポイント
牛革・人工皮革などの素材は気にしない
ランドセルの素材は大きくわけて3種類です。
ランドセルの素材
- コードバン(馬革)・・・10~20万円程度
- 牛革・・・・・・・・・・10万円前後
- 人工皮革(クラリーノなど)・・3万~10万円程度
一番高いのが馬革のコードバン素材のものです。
ラルフローレンのコードバンランドセルは20万円してました。
次に高いのが牛革です。一般的に、本物の革を使ったランドセルというとこちらのタイプ。
百貨店の店員さんが言うには
「頑丈ですが重いので、男のお子さんは選ぶ人が多いです」とのこと。
ちなみに私自身は、牛革ランドセルを使ってました。
90年代始めの頃って、やっぱり本革が良いよっていう空気感がありました。
ですが、先程の店員さんによると
「人工皮革のほうが加工がしやすいので、色柄もバリエーション豊富です。
女の子の場合は、ほとんどの人が人工皮革タイプで選んでいきますよ~」
・・・と。
時代の変化を感じたのでした。
この時点で、デザインが気に入れば本革でも人工皮革でもどっちでもいいな・・・と思うようになりました。
ちなみにクラリーノは株式会社クラレが作っている人工皮革の商品名です。
人工皮革の中では一番売れている種類です。
人工皮革=クラリーノと勘違いしてましたが、クラリーノ以外の人工皮革ランドセルもあります。
容量は後づけするから気にしない
ランドセルの収納する部分には名前がついています。
- 大マチ・・・教科書を入れるメインの場所
- 小マチ・・・薄い連絡袋などを入れる場所
- 前ポケット・・・ハンカチ、ティッシュなどを入れる場所
大マチサイズが何センチ、小マチが何センチという表現で収納力の高さを比べることができます。
大マチのサイズはランドセルにより、11センチ~13センチと幅があります。
小マチは固定タイプや、蛇腹で伸びるタイプのものもあります。
先輩ママブログを見ていても・・・
ランドセルは大きいほうが良い!
なんでも入れて手ぶらで歩かせたい
という意見多数。
ぼんやりと、大きいほうが良いんだろうなぁ~と思っていたのですが・・・
こどもちゃれんじのDMにこんなものが載ってました。
外付け拡張パックです。
夫も、同じものを別ルート(夫のママ友)から聞いたらしく、
「ランドセルと一緒に買っといたほうが良いんじゃないか」と言い出しました。
そうか・・・
ランドセルの容量が足りなくても、後付でこれだけのパーツが開発されているのか。
そう思ったら、大マチのサイズでランドセル選びをすることをやめました
<以下追記>
(入学後の娘の意見)
こんなのつけたら、ランドセルの棚に入らないよ~!!
とブーイングでした。学校で収納する棚の横幅が狭いので、使えないそうです。学校の収納環境にもよると思いますので、リサーチしてから買ったほうが安心です。
前ポケットはラウンドタイプのほうがベター
大マチと、小マチのサイズは気にしなかった私ですが、前ポケットの形には意見を出しました。
知らなかったけど、前ポケットには
- ストレート型
- ラウンド型
の2種類があります。
ストレート型は上だけ開くタイプです。
ラウンド型はUの字型に開きます。
さらに開くと蛇腹で開いて中のものが取り出しやすかったりします。
これは容量とは別に使い勝手の問題です。
どう見ても、ストレート型は出し入れがしにくそうです。
ストレート型のポケットは、マチがないポケット多数でした。
ということで、前ポケットだけは「ラウンド派」推しですすめました。
安全ナスカンや反射素材は気にしない
ランドセルの横についている「ナスカン」は給食袋などをぶら下げるものです。
このぶら下げたものを、ひっかけたりひっぱられたりして怪我をすることがあります。
その安全防止対策として、力がかかったら外れる「安全ナスカン」という機能があります。
初めて知ったときには
「へー!たしかに。これはあったほうが安全」
と食いついたのですが。
今では学校側が危険を見越して、ナスカン使用禁止にしている学校もあるとか。
チビヒメが通う予定の小学校も、給食袋は手提げかばんに入れる指定です。
そうするとナスカンはただの飾り状態です。
安全ナスカンじゃなくてもいいかなぁ~と思えてきました。
(追記)
安全ナスカンで事件が起こりました。
チビヒメ1年生のときに、下駄箱で押し合いになり、安全ナスカンのお子さんランドセルとぶつかりました。
チビヒメのランドセルと安全ナスカンのお子さんランドセルのナスカン同士がドッキング!!
お相手が安全ナスカンのお陰で転倒には至りませんでした。
しかし、ナスカンドッキング自体に気づかず・・・
娘のランドセルに、他所様のナスカンがぶら下がったまま帰宅して、驚きました。
良いのか悪いのか、考えさせられる事件でした。
次に、暗くなった時にランドセルが車のドライバーに見つけやすくなる反射材がついているランドセルです。
CMでおなじみの「安ピカ」はチビヒメも食いついてました。
「安ピカ」はクラリーノのように、どこのメーカーでも採用する素材のことではなく、ランドセルブランドの名前です。
安ピカが欲しければ、安ピカのデザインから選ぶしかありません。
実際にチビヒメが安ピカ以外のランドセルを、上位候補に持ってきたことと。
反射材入りのランドセルカバーや、反射材シールやキーホルダーも使えるとあとから気づいたので、
やっぱり反射材ランドセルじゃなくてもいいか・・・と思えてきました。
こだわったのは見た目(娘の好み)
みなさんが比較検討する項目を順番にみてきて・・・
機能面は、あってもなくてもいいなと思えてきました。
すると最後に残るのは見た目。つまり、チビヒメの好みです。
色、デザインともにチビヒメが気に入るものを最終的に買おうと、決めたのでした。
最後まで候補に残ったランドセル3種類
Q-pot.フレッシュストロベリー(レッド)
素材 | 人工皮革 |
---|---|
形状 | キューブ型(wide) |
重量 | 1,250g前後 |
サイズ | A4フラットファイル対応 大マチ12cm 内寸:W23.5cm×H32.0cm×D12.0cm |
背カン | ウイング背カン |
錠前 | ワンタッチ錠 |
付属品 | 連絡袋、雨カバー、ネームホルダー |
価格 | ¥96,800 税込 |
結論からいうと、最終的にこれに決めたランドセルです。
外観は、赤色で派手な刺繍もないタイプ。
いちごのブローチがポイントになっています。
開けると中は、いちごのホイップまつり。
チビヒメはこの「いちごホイップまつりが良い!」と、ここが気に入って決まりました。
基本性能は一通り揃っている、加藤忠製のランドセルです。
写真左は、松坂屋で4月上旬に現品をチェックしたときのものです。
この時点で、展示品のみのラスト1品状態です。
Q-potのランドセルは、高島屋や三越などのほかの百貨店では見当たりませんでした(取り扱いが無いのかも)
オンラインストアでの取り扱いはこちらで見つけることができました。
購入を本格的に検討しはじめた5月中旬には、在庫があったのは加藤忠のオンラインストアのみです。
5月28日現在では、赤色は在庫切れになっています。(別カラーは在庫あり)
ANNA SUI miniメテオーラ
素材 | 人工皮革 |
---|---|
形状 | キューブ型(wide) |
重量 | 1,250g前後 |
サイズ | A4フラットファイル対応 大マチ12cm 内寸:W23.5cm×H32.0cm×D12.0cm |
背カン | ウイング背カン |
錠前 | ワンタッチ錠 |
付属品 | 連絡袋、雨カバー、パスケース |
価格 | ¥93,500 税込 |
チビヒメが最初に欲しいといったランドセルです。
GW明けには、第1候補だったのですが、夫が難色を示して候補から脱落しました。
受注生産ではなく展示品を持って帰ることが嫌だったようです。
めちゃくちゃ可愛かったので残念です。
名古屋市内では、松坂屋と名鉄百貨店の2箇所で取り扱いがありました。
メテオーラは4色展開です。
松坂屋では、チビヒメが候補にあげていたブルーフォンセ(紺色)、ダークアメジスト、メルティーヴァイオレットの3色。
名鉄百貨店では、エレガンスグレー、メルティーヴァイオレットの2色。
取り扱っている色が違いました。
こちらも加藤忠製なので、Q-potと基本性能はほとんど同じです。
珍しいのは背当て部分も紺色なところですね。かっこいい。
アナスイミニは、お花の立体的な刺繍が「ミスティヴィオラグラン」というモデルが一番人気だそうです。
お値段はなんと13万円。
お花やラインストーンが取れやすいので、ランドセルカバーは必須だと、店員さんが言っていました。
grirose(グリローズ)No.10|コフレパール レースラベンダー
素材 | 人工皮革 |
---|---|
形状 | キューブ型(wide) |
重量 | 1,250g前後 |
サイズ | A4フラットファイル対応 大マチ12.5cm 内寸:横23.5cm×縦31cm×奥行き12.5cm |
背カン | ウイング背カン |
錠前 | ワンタッチ錠 |
付属品 | 特になし |
価格 | ¥71,000 税込 |
唯一、来店予約して試着しにいったブランドが、このグリローズです。
HPをみて、私が一目惚れしました。
カタログを取り寄せて、どれもこれも可愛い~とウキウキ。
来店予約がすでに1ヶ月待ちという大人気でした。
待っている間に、他のランドセルをたくさん見たせいか、実物をみると予想よりもシンプル。
アナスイやメゾピアノの華やかさのあとだと、なんだか地味に感じてしまいました。
チビヒメも、あんまり乗り気ではない様子。
このランドセルに一番興味を示したのが、以外にも夫です。
「これいいじゃん!これにしたら?」と最後まで推していました。
製造は土屋鞄とのことで、性能自体は安心です。
しかも、本家の土屋鞄よりも、
- 容量が大きい
- 自動ロックがついてる
- ラウンドファスナー
- 反射材がついてる
と、機能重視ランドセルに近い作りになっています。
これでもよかったのですが、チビヒメの好みの問題で最終的に選ばれませんでした。
ラン活の記録~決定までの流れとスケジュール
3月末:ランドセルの資料請求開始
新一年生になるお子さんのランドセルを見せてもらい、ラン活熱に火がつきました。
とくに昨年は、「コロナの影響で思うようにラン活できなかった」というママの意見もありました。
善は急げと、資料請求をはじめました。
2022年入学用のカタログが完成しているところと、まだのところもありました。
もしかして気が早いのかな・・・?と思ったり・・・。
4月上旬:百貨店で試着&店舗試着の予約を入れる
カタログを請求しつつ、「高島屋」「三越」「松坂屋」の百貨店ランドセルめぐりをしました。
高島屋、松坂屋は売り場がしっかり作られていたのに対して
三越は売り場も狭く、カタログも店頭で配布していませんでした。
にもかかわらず、人気モデルは最後の一点というものもありました。
我が家の候補に入っていた「アナスイミニ」ですが、
三越伊勢丹モデルのランドセルがあったそうで、こちらは早々に完売したということです。
カタログ請求した中から、一番心惹かれたグリローズに試着予約を入れます。
この時点で1ヶ月先まで予約が埋まっていました。
5月GW:grirose(グリローズ)店舗で試着・百貨店で試着
百貨店を一通り巡って、ある程度候補を絞り、GWにいざグリローズへ。
グリローズ、お店がめちゃくちゃ可愛かったです。
予約来店の特典で、可愛らしいブレスレットをもらい、チビヒメのご機嫌は最高に。
- 試着
- チビヒメ「これがいい!これ買う!」
- 大人たち「ちょっとゆっくり考えようか」
- 昼食
- チビヒメ「やっぱり星のランドセルがいい(アナスイ)」
- 大人たち「・・・」
グリローズへの熱の入れ方が、インスタント過ぎて不安になりお昼休憩をいれたら、候補がいきなりアナスイに。
ころころ、欲しい物が変わるので、しばらく様子見しようとGW中の購入は見送ることになりました。
5月中旬:悩みが深まる時期
チビヒメはアナスイの星のランドセルが欲しいと数日言い続けました。
そこに夫が「紺色はなぁ・・・」と難色を示します。
夫はグリローズが気に入ってたので、そっちを激推し。
最終的にチビヒメが「適当に買っといて」と投げやりになってしまいました。
これはいけない・・・としばらくランドセルの話題をお休みに。
とはいえ、ほしいランドセルが売り切れる可能性もあるので、さりげなく過去に試着した写真などを見せて興味をもたせるようにしました。
5月下旬:Q-pot(キューポット)に決定!
「これ可愛いって言ってたよね~」
「これも似合ってたよね~」
と過去の写真を見せていたら、可愛いと言っていたQ-potのイチゴのランドセルに食いついてくれました。
この時点で、試着した松坂屋の在庫はゼロ。
オンラインストアもほぼ売り切れで、残っていたのは加藤忠のオンラインショップのみでした。
それも残りわずかの状態!!
また、「なんでもいい」と言い出さないうちに、ネットで購入しました。
これにて我が家のラン活が終了したのです。
ラン活はいつからがベストタイミングか
アパレル系狙いなら年中からがベスト
とにかく、アパレル系ランドセルは生産数が少ないのか売り切れるのが早いです。
アパレル系のランドセルを狙っている人は年中さんのうちから下見をしておいたほうがいいです。
その年のモデルは売り切れるかもしれませんが、型落ちでよければ運良くファミリーセールで買える可能性もあります。
アパレル系のランドセルは、3月(年中の3月)くらいに受注を開始します。
4月上旬には売り切れるものが多数なので、予約開始と同時に試着もせずに買う勢いが必要です。
だから、年中さんのうちに試着と好みをかためておいたほうがいいです。
受注生産系なら6月末までに購入
工房系といわれる、老舗メーカーのランドセルは受注生産という形で作っています。
百貨店で話を聞いたところ、だいたいどのメーカーも6月末までは受注を受け付けているようです。
売り切れる心配がないので、ゆっくりのんびり選んでも比較的大丈夫です。
一部のモデルは、受注上限数を決めているものもあるので、その都度、在庫確認はしておくとベストです。
こだわりがないなら入学直前でもOK
「ランドセル」という形のものなら、なんでもいい。
という場合は、ぶっちゃけ直前の購入でも問題ないです。
気の早いママ友が、2月頃からラン活をはじめたのですが、
店員さんに「4月からのご入学ですか?即納のものありますよ」と勘違いされたそうです。
それで、気が早かったのかなぁ~と話していました。
逆に言えば、2月に売り場にいっても、ランドセルはすぐに買えるってことです。
あと、ランドセルを買っておいたけど、
「入学直前に転勤でランドセルが不要になった」
「お受験でランドセル不要の小学校に入学が決まった」
などの理由で、新品未使用のランドセルをメルカリで売っている人もいます。
そういうランドセルを狙うのも手です。
ラン活で失敗したかも?と思ったこと
人気モデルは実物試着ができなくて困った
実店舗では百貨店しか行ってませんが、とにかく店頭在庫が少ないです。
人気のあるモデルは、店頭在庫がなくメーカーのオンラインショップでしか買えません。
試着できないまま買う羽目になるのです。
人気モデルを試着したければ、入荷と同時に店頭に行かないといけないんです。
我が家の4月上旬で、ギリギリ在庫があるかな~というレベルでした。
最終的に決まったQ-potは、購入前のラスト試着ができなかったのが心残りです。
子どもの意見を優先しすぎて迷走した
今年(2021年)に入学した同じ保育園のお子さんたちが
私にこっそり「ほんとはこの色じゃないのがよかった」と教えてくれました。
他の子は、「ちゃんと、チビヒメちゃんがほしいのを買ってあげないとダメだよ」とわざわざ言いに来ました。
あとから、そのママたちに聞くと、「誘導して買った」という話が多かったのです。
子どもたち的には満足のいくランドセルじゃなかったのか・・・と思い、チビヒメの一番ほしいのを買おう!と決めたのです。
ところが
行く店ごとに違うナンバーワンランドセル
ができてしまい・・・ほんとうに欲しいのがどれかわかりません。
迷いすぎて疲れた結果、チビヒメも疲れてしまい「適当に買っといて」現象が起きてしまいました。
その後、別のママ友に話を聞くと
「そうそう、毎回変わるの。そんなもんよ!ある程度、親が絞らないと決まらないよ」
と言われてしまいました。
それがある意味、誘導になるのかもしれませんが、
何でも好きにどうぞだと、子どもも疲れ果てるのだな。と反省したラン活でした。
オンラインで買ってしまい味気なかった
百貨店めぐりをしていた時に、松坂屋にはとっても可愛らしいフォトスポットが用意してありました。
購入前にランドセルで記念写真撮ったら映えそうな場所。
グリローズもそうです。
でも、結局どこでも買うことなく、ネットで買っちゃいました。
ランドセルは、夫の母が買ってくれることになっていたので、
できればその場で購入して「おばあちゃんありがとう」をしたり、記念写真撮ったりできたらなと思ってました。
でも、残念ながら、ネットでポチったので、味気ない買い物になってしまいました。
ラン活は楽しかったけど疲れた
一通り、ラン活の思い出をまとめてみましたが、とにかく疲れました。
ほんとうに疲れました。
そして、開放感が半端ないです。
あとは無事に届いて現物をみて、大満足を味わいたいです。
次なる課題は、学習机問題ですね。
学習机は買わないのですが、リビング学習するためのレイアウト変更に頭を悩ませています。
入学準備ってほんとうに大変ですね。