首がすわってから約2年間愛用していた抱っこ紐を、卒業する日が近づいてきました。
抱っこ紐自体は3歳くらいまで使える仕様なのですが、チビヒメが卒業したがっているのです。
これがまた突然の出来事なので、私自身は困惑しています。
抱っこ紐無しでこれからのお出かけ、なんとかなるものでしょうか・・・
突然の「あるく」宣言。2歳を過ぎて急に抱っこ紐拒否に
それは突然やってきました。
毎朝の準備で抱っこ紐を用意していると、チビヒメが慌てた様子で私に言います。
「あるく!あるく!」
私が抱っこ紐を外すまで言い続けるのです。抱っこ紐をつけたまま、玄関に行こうとすると泣いて怒る始末。
この日はたまたまかなと思っていたら、この恒例行事は毎朝続きました。
あぁ、抱っこ紐いやなんだ・・・と気づいたと同時に「どうしよう」という気持ちになりました。
これまでの移動の主戦力だった「抱っこ紐」が使えなくなるわけです。
いつかはやってくるとは思っていたけれど、こんなに突然やってくるとは思わずに困惑しました。
拒否をするのは「抱っこ紐」。「抱っこ」はいつでもウェルカム
登園時に、抱っこ紐が使えなくなり、一緒に徒歩登園をすることになりました。
ところが、歩いている途中で何度か「抱っこ」とせがむのです。
おいおい、歩くんじゃなかったの?とツッコみつつ抱っこ。3歩あるいて「降りる~」攻撃。
抱いては降ろし、降ろしては抱き上げて・・・全身筋肉痛になりました(^_^;)
それでやっぱり歩いての登園は辛いのかな?と思い、抱っこ紐を持参して登園することに。
いつでも「抱っこ」攻撃に備える構えです。
ところが「抱っこ」と言って、「抱っこ紐」が視界に入ると「歩く」と言って抱っこを諦めます。
つまり、抱っこはしてほしいけど、抱っこ紐で抱っこされるくらいなら歩くということです。
チビヒメの嬉しいランキングは
普通の抱っこ > 自分で歩く > 抱っこ紐で抱っこ
ということだったのです。
抱っこ紐拒否で起きた生活の変化
毎日の登園が徒歩になり所要時間増
抱っこ紐を使っている時は、大人の歩幅で歩いています。
もちろん、チビヒメが自分であるくと大人に比べて遅いです。
その上、寄り道の嵐です。
「お花!」「わんわんいた!」「鳥!」
誘惑の多い通学路です。
徒歩登園になってから、自宅を出る時間を10分早めました。それでも、以前より到着時間が10分遅くなりました。
移動時間が20分増ということですね。つらい。
雨の日でも、絶対に歩く
この歩きたいブームの一番の難点は雨の日です。
雨の日も、もちろん抱っこ紐拒否です。
しょうがないので、カッパ+長靴で歩かせています。
傘はまだ上手に持てないので、カッパです。
せめて傘を自分でさせるようになってから徒歩通園にしたかったのですが・・・
とにかく頑固で、抱っこ紐で登園しようとすると吐きそうなほど泣きます。
「雨だから」と説明しても納得してくれません。
結局、私が折れてカッパ登園になるのです。
なんだか怒ってばかりいる気がする
天気がよくても悪くても、ちょろちょろ歩くチビヒメは目が離せません。
また、登園時間帯はサラリーマンや学生さんのラッシュ時間帯でもあります。
スピードの早い自転車が歩道を通り過ぎたり、信号のない交差点では一時停止無視する車も多数。
そこをチョロチョロ歩くチビヒメに大声を出さずに登園できたことがありません。
「それはだめ」「さわらないで」「はやくして」
こんな言葉ばかり、行きも帰りも言っている気がします。
使いたくないと思っていたはずの言葉を連呼している自分に気づいて、自己嫌悪に陥っています。
抱っこ紐の時はこんなことはなかったなぁ・・・
ベビーカーは最後の砦。乗ってくれて助かってます。
チビヒメが風邪気味で、保育園の帰りに小児科の夕診にかからなければいけない日がありました。
ダメ元でベビーカーで迎えに行ったのですが、素直に乗ってくれたのです。
週末のお出かけ時にも「ベビーカーでもいい?」と尋ねると、OKしてもらえることが多いです。
抱っこ紐はダメだけど、ベビーカーはいいみたいです。
おかげさまで徒歩圏外の移動時や、手荷物の多いときの移動にはベビーカーを活用しています。
ベビーカーを拒否するようになったら、本格的に自転車デビューですね。
2歳になって心身ともに赤ちゃんから幼児になったのかも
2歳になって、言葉での意思疎通がはかれるようになってきました。
同時に、赤ちゃんらしいことは嫌がるようになったのかもしれません。
食事時に、箸を使いたがったり、ストローなしでコップで飲みたがったりすることはありました。
それがついに抱っこ紐拒否にまで発展するとは予想していませんでした。
保育園で登園時に、抱っこ紐登園しているお子さんは0歳児クラスさんが中心です。
同じ1歳児クラスのみんなが、抱っこ紐を使っていないことを気にしていたのかもしれませんね。
いつまでも赤ちゃんだと思っているのは親だけなのか・・・
寂しいけれどこれも成長の証ですね。