子どもが産まれてから、いろんなママさんと話をする機会がありました。同月齢のママさん以外にも、少し上の年齢のお子さんがいるママさん。もっと大きなお子さんのいるママさん。子どもが独立してしまったママさん・・・

そんなママさんたちの仕事への向き合い方も様々でした。

今の時期、保育園の当落が話題に上がるので、やっぱり仕事の話は話題によく上がります。そんな中で仕事って何のために必要なんだろうかと考えてしまったわけです。

辞めたい兼業ママ・働きたい専業ママ

だいたい、話を聞いていると育休中のママさんたちは辞めたいとか、育休延長したいという意見がほとんどでした。それで逆に、仕事を辞めた専業ママたちは復職したいけど、どうしようと話しているのです。

まさに隣の芝は・・・現象なのかもしれません。

辞めたい兼業ママたちの考え

私も育休中の身ですが、一応兼業ママのはしくれ。辞めたい気持ちに共感できるほうです。ほとんどのママたちの共通する意見は

もっと子どものそばにいたい

というものでした。特に多かった意見は「せめて3歳まで」というもの。3歳という年齢は、幼稚園入園に当たる時期。専業ママの場合も、この時期に子どもを幼稚園に預ける人が多いので、3歳までは手元でお世話をしたいという気持ちが兼業ママが専業ママをうらやましく思うリミットなのです。こう考えると、3歳まで限定の小規模保育施設ばかり建設しつづけてる今の政策ってどうなのか?って思ってしまいます。

次に出て来る意見は、

預けたい保育園がない(預けられない)

それほどまでに自分で面倒をみたいにも関わらず働かねばならない事情があるのに、預けられる保育園の質が悪いということ。質の良い保育園は激戦で入れないということです。質の良い認可保育園は激戦で宝くじ並みの高倍率です。そこから漏れてしまうと質の悪い保育施設か、素晴らしい環境だけど高級な認可外に預けるかの二択になってしまいます。

高級な認可外は預けると年間150万円~200万円程度。給与によっては預ける意味がなくなるくらいの額です。庶民には質の悪い保育施設しか選択肢が残らず・・・そこまでして復帰しなくてはいけないのか?という疑問が湧くのです。

兼業ママが仕事をやめられない理由

家庭によって事情はさまざまだと思いますが、うちの場合の理由で共感してもらえるかもと思って書きます。

  1. 金銭的事情
  2. 復職への不安

この2つです。これまで、フルタイムの共働き(子なし)という金銭面では余裕ある生活を送っていたにも関わらず、突然、世帯年収がほぼ半分に減りやっていけるのかどうかという不安が残ります。自分一人だけなら、自己責任で節約もできますが、毎日フルタイムで働く夫や、これから成長していくチビヒメにも節約生活を強要する羽目にならないかという不安です。

そして、後悔したあげく、復職したくても復職できないかもという不安も残ります。なんだかんだいって、今の職場には10年近くお世話になったので、気心もしれているし、他の職場に一から面接して採用してもらうイメージが沸かないのです。

つまりは、今の会社との縁を断ち切る自身が無いので辞めるという選択肢が怖いのです。ちなみに職種が関係しているかもしれませんが「やりがい」「いきがい」みたいなものはあまり仕事では感じていません(^_^;)子育て以上に楽しくやりがいのある仕事は無いと、今のところ思っています。公共性の高い仕事についていたら気持ちは違ったかもしれませんね。

働きたい専業ママの求めるもの

私自身が専業じゃないので、憶測になりますが・・・仕事に求めるものってなんだろうか?と考えてみました。

お金

仕事と言って真っ先に思い当たるのはこれです。子どもの成長とともにかかる費用は膨れ上がります。将来の教育資金を見越すと、やっぱり働いておこうかなと言う気持ちもわかります。

それにしても、お金のために働こうと思うと復職ママはハードルが高いです。退職せずに働き続けたほうが生涯年収は断然高いです。復職すると、フルタイムでも兼業で続けた方より低いお給料になりますし・・・その時のお子さんにもよるけれど、幼稚園や学校終わりの預け先問題が兼業ママ同様に発生します。このジレンマと戦いつつ、それでもお金のために復職したいわというママさんもいるかもしれません。

気分転換

子どもとの密室育児に息が詰まって復職を考える方もいるようです。半年が限界だったというママさんに出会いました。私はあまり感じたことはないのですが、子どもと二人きりがつらいと感じる人もいるようです。

最近では乳幼児向けの子育て支援センターなども充実してきているので、話していたママさんの子育て時代とは環境が違うかもしれませんが、地域によっては孤立してしまって孤独感のあるママさんもいるようです。旦那さんの転勤で知らない土地で出産したり、若くして出産して友達はみんな独身現役とかだと、孤独感に陥りやすいようですね。

やりがい・生きがい

気分転換に近いものもありますが、こちらはもっと生涯にわたっての理由ですね。子育てと家事の毎日になんとなく「このままでいいのか感」を感じることもあると思います。そんな時に、仕事をすることでやりがいを感じたり生きがいを実感することもできます。

私自身、職種が微妙なのであまりこの気持ちを働きながら感じたことはないのですが・・・

接客業でお客様に喜ばれたり、医療の現場で感謝されたり・・・目に見えて人の役に立つ仕事をすることで生きがいを感じられそうですね。特に、子育てが一段落してくると、自分の人生を振り返ってみてやりがいや生きがいを求めたくなりそうです。

旦那さんや家族から「いつもありがとう」とか「お母さんがいてくれてよかった」と言葉にして感謝を伝えてもらっている場合は専業主婦でも満足度が高いという記事を読んだことがあります。感謝の言葉やねぎらいの言葉って、何よりも大切ですよね。そういえば、働いていた時はコピー1枚とるだけでも「ありがとう」って言ってもらえてましたもんね。

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専業と兼業、どちらがいいのか

この永遠に続きそうな問答の答えは、人それぞれなので正しいものはないのかもしれません。

やむを得ず兼業を選んでいる人もいれば、専業を選んでいる人もいるわけですから、難しいところです。どちらの場合も、専業なら・・・もしくは兼業なら何でもいいわけではなくて、○○だったら専業が良いとか兼業が良いとかの理想とする条件があるわけです。

そういう選択肢が自由に選べるような世の中になったらいいなぁと思いますね。結局、この状況に陥りたくないから子どもは作らないとか、結婚すらしたくないという考えが出てくるのはやっぱりちょっと寂しい気がしますしね(^_^;)

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